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美容師ヘルニアさらしの巻き方ズレない緩まないが大切

転職 美容
晒し2本

【さらしの巻き方】美容師が腰が痛い時の「晒しのズレない緩まない巻き方について」を解説していきます。「美容師の腰痛」からつづきです。メリーPoPoのヘルニア歴から「コルセットより晒しです」整体師さんも仰っているようにコルセットよりサラシが安定した締付けもあり仕事中も緩まず固定力があります。吸水性もありますから肌も傷つけません。

さらしの巻き方はネットで検索すると幾つかの巻き方があります。しかし、他者から巻いてもらう説明が多いようです。自分でさらしを巻けるようになりましょう。

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前回の関連記事:美容師の腰痛対策と予防-さらしの準備(下ごしらえ)

【さらしの巻き方】腰のサポート腰痛や腹-胸-男装など用途

さらしの巻き方、巻いた後の完成スタイル
さらしの巻き方

【さらしの巻き方】を画像で説明していきましょう。美容師の仕事中、腰をサポートする巻き方です。巻き方には数種類あります。「下から巻いて上で留める巻き方」「下から巻いて下で留める巻き方」「上から巻いて下で留める巻き方」、他には「女性が祭りや男装で胸を潰す巻き方」や「着付けの和装で補正する巻き方」や妊婦さんの「産前産後の晒し補正や固定」があります。

  1. 下から巻いて上で留める
  2. 下から巻いて下で留める
  3. 上から巻いて下で留める
  4. 女性が祭りや男装で胸を潰す
  5. 着付けの和装で補正固定
  6. 妊婦さんの産前産後の巻き方

1~3の巻き方で美容師が腰痛でズレない巻き方は3番の上から巻いて下で留める巻き方です。わたしは5年ほど晒しを巻いていて一番簡単でズレない方法です。美容師の仕事は色んな態勢や姿勢で動くので緩んでくる事があります。

3番の晒しの巻き方を画像で解説していきましょう。この巻き方は4番と5番の女性の補正にも応用が可能でズレにくい巻き方です。女性と男性では身体の凹凸に違いがありますが巻き方の微調整で可能です。

女性美容師が腰痛サポートで巻く場合には胸下からそのまま真似て大丈夫です。

しかし、着付け和装や祭り女性、男装の女性には「胸を抑えたい」ことから巻きはじめをアレンジする必要があります。ポイントは巻き始めです。巻き始めを乳房の裏に晒しを挟みます(汗を吸水する為)一回まわして胸の上から巻き下ろしてください。凹凸でうまくいかない場合は背中で半織りしクロスします。

  1. 巻き始め乳房の下から
  2. 一度、胸の上へ
  3. 晒しが歪む場合は半織クロス
  4. お腹(胸下)は締つけ過ぎずちょっと強め
  5. 骨盤サイドでねじり留める

尚、左利きのため右利きの皆様はご覧になった向きそのままで真似て頂ければ同じように巻けます。留める位置が骨盤サイドからズレる場合は巻き始めを調整します。

1,晒しの巻きはじめは胸部下から巻きおろします

さらしの巻きはじめは胸部下から
晒しの巻き方1

晒しの巻き始めを胸部下サイドから始めるとズレにくく緩みません。男性は多少、強めでも宜しいでしょう。苦しくない程度に巻き始めてください。お腹を引っ込めたい場合は息を吐きながら締めていきます。

  1. 巻き始めは胸下サイドから
  2. 息を吐きながら巻くと締ります
  3. 女性のバストラインやウエストが細い方は背中で半回転晒しを返します。

2,晒しが中間部ではお腹を軽く引っ込めて巻きます

晒しの巻き方2、中間部お腹はやや息を吐きお腹を引っ込めて巻きます。
晒しの巻き方2

ポイント腰痛で特に痛い場所は二重に回すと固定力がUPします。コツはお腹から下の腰骨から骨盤をしっかり固定するように間隔を狭くして巻きと腰が楽になります。

  • 腰周りは狭い間隔でしっかり固定

3,晒し緩まないように巻きます

晒しの巻き方3、腰骨から骨盤は厚めに巻き織り込む方向と逆ににねじると緩みません。
晒しの巻き方3

骨盤で逆(外側)にねじる

晒しが骨盤にかかったら少し強めにしぼります。織り込む逆側(画像外側)へひねりネジります。晒しを持った手は緩めないように回しましょう。

4,晒しは腰骨から骨盤にかけて厚めに巻きます

晒し巻き方4、数回ねじり骨盤サイドで留めます
晒し巻き方4

晒しは骨盤付近や大腿骨関節部ではしっかりと固定しましょう。

5,晒しを骨盤サイドで留めると緩みません

晒し巻き方5、骨盤サイドの止めあがりです。
晒し留め方5
  • 晒しは骨盤サイド大腿骨の関節部にかかるように、ねじりながら内側に織り込み留めます。
  • 織り込む方向と逆にねじってください
  • サイドからズレた場合には巻き直します。

体形や胴回りによって数回やってみて巻き始めで調整しましょう。「晒しは伸縮しない」ので巻き始めで調整して合わせるしかありません。

ねじる方向を間違えるとズレて緩んできます。

【さらしの巻き方】完成

晒しを巻き終えた仕上がりの状態
さらし巻き方完成画像

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さらしのズレない巻き方-緩まないポイント

さらしがズレない巻き方、緩まないポイントは男女ともに巻き始めをサイドから巻き、収める時も骨盤サイドでねじり止めする事です。(腰痛で固定する場合)

また、長さで一反、使うやり方と半反で巻く場合、巻き上げる方法と巻き下げる方法では異なってきます。体形によっては巻き方を自分なりにアレンジが必要です。

男性の場合

男性の場合も体形はそれぞれでしょう。ちなみに今回のモデルはウエスト78cm~80cmに想定し、半反で巻いています。洗い替えと2本ができます。また、上の巻き下げの逆に巻き上げるやり方もありますが、緩みがでるので腰痛には適しません。祭りでさらしを巻き場合には巻き上げや半織りしないやり方もあります。体形で調整します。

祭りでお腹を引っ込めたい

祭りで腹を引っ込めたい場合はやはり、巻きおろしが適しています。お腹付近にきたら息を吐きひっこめながらサイドで締めます。晒しの巻き収めは上記と一緒で外側にねじって股関節で織り込みます。そうすると緩んできません。

女性の場合

女性の場合も腰痛で巻く場合は基本変わりありません。しかし、ウエストラインからヒップラインと男性とは違うのでW60、H85~90と30cm弱の差がある場合は背中で半織り返します。

ちょうど背中でクロスするような形で締めるとボディラインにフィットします。腰痛の場合の止め方は一緒で大腿骨の付根、骨盤サイドでねじ込めて留めると緩んできません。

大きい胸を小さく見せたい(潰したい)

大きい胸を抑えたい場合は巻き上げで晒しを一反、使う場合もあります。しかし、巻き下げる場合もあります。バストの形状やボディラインで臨機応変に対応しなくてはなりません。

細身の女性でしたら一反を1/3にすれば3つできます。上記、初めに記載しましたが、巻き下げの場合は巻き始めを乳房で挟み一旦、胸の上から巻きおろしていきます。ボディサイドにきたら締めます「体形によっては半織り返し」します。

巻き上げ巻きおろしを何回かやってみて苦しくないように調整してください。

さらしを巻くメリット

さらしを巻くメリットは1に固定力、2に補正力、3に吸水力、4に冷え防止などがあげられます。それぞれ解説していきましょう。

メリット1_固定力

晒しのメリットは、木綿100%で長さもあり腰痛での腰骨や仙骨、産後の骨盤などを固定することによって筋肉を補助し肉体へ負荷を軽減してくれます。よって腰痛やヘルニアの負荷を軽減し、産前や産後の骨盤固定、お腹の保護に使われる事がメリットです。特に腰痛でのコルセット代わりやママさんの母体保護に活用されます。

メリット2_補正力

晒しのメリット二つ目はその補正力です。晒しは化繊のように伸びたりしないため、体系をカバーする事もできます。一例として「ポッコリお腹のカバー」や「着物を着る時の補正効果」また、最近は女性が男装するコスプレにも「胸つぶし」や「大きい胸を小さく見せたい」時にもその補正力で使われるます。

メリット3_吸水力

晒しのメリット、三つ目は吸水力があり汗などを綿の吸水性で「ムレ」を防ぎます。特に夏場、腰痛でコルセット代わりにするときのメリットにもなり、妊婦さんや祭りでサラシを巻いてる方も多く見ることがあるでしょう。化繊のコルセットに比べると「さらし」のほうが吸水力があり蒸れる心配もありません。

メリット4_冷え防止

晒しは冷えも防止してくれます。特に昔から「時代劇」や「やくざ映画」ヤンキー映画の「暴走族の特攻服衣装」にもみられるように腹巻がわりとしてお腹の冷え予防にもなります。また、お腹の冷え予防としてお腹が弱いしょっちゅう「ゆるい」方へは化繊の腹巻よりはおすすめです。

メリット5_かゆくならない

「かゆくならない」のもメリットです。肌着や化繊ポリエステルで「アレルギーがでてお腹がかゆい」なんて方はサラシを巻くと良いでしょう。晒しの綿は天然繊維100%ですから肌の弱い方が使っても問題ありません。ただし、新品は一度、洗濯してから使用した方がよろしいでしょう。

さらしを巻くデメリット

晒しを巻くデメリットとしていくつか上げておきましょう。男性と女性では多少、異なってきます。腰痛の場合の男女のデメリットは筋力の低下です。様子をみて痛くなくなったら毎日はしないようにしましょう。お腹も冷えないので「クセ」になります。巻き方にもよります。

  • 筋力の低下(しかしコルセットほどでは無い)

デメリット女性の場合

女性の場合のデメリットはバストの扁平です。毎日、胸を抑えたい方はそれなりに覚悟が必要です。若さがあれば弾力がありますから回復するでしょう。スポーツブラや和装用ブラがおすすめです。

毎日でなければそれほど気にすることはありません。普段からの食事や栄養素にも関係あるでしょう。コラーゲンや鶏肉ささみなどが良いかと想います。または、バストアップ用のサプリなどです。

【さらしの巻き方】まとめ

晒しの巻き方をまとめましょう。さらしの巻き方をお伝えしてきましたが、巻き方も用途でいろいろあります。腰痛の場合はヘルニア歴からご紹介してきました。大きく分類すると・巻き上げ・巻き上げです。しかし、腰痛には巻き下げが効果的でズレたりゆるみません。

大きく分けると2つ

  • 巻き下げ
  • 巻き上げ

使い分けや用途

  1. 腰痛のコルセットがわり
  2. 祭りのさらし巻き
  3. 男性の腹巻がわり
  4. 女性の男装
  5. 和装での補正
  6. 妊婦の産前産後(専門外です)

画像では肌着を付けて巻いてますが、基本的には素肌に巻きます。お手洗いの関係上もあります。インナーの上から巻くと腰痛の場合は大変面倒なことになります。

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